2017年8月17日木曜日

【課題あり】日産リーフにUSB DACを取り付けました。

過去の記事でスマートフォンとカーオーディオを接続する方法をいくつか紹介しました。
今回はUSBバスパワーのUSBDACアンプを使用する方法です。

<構成>
カーオーディオ(AUX端子によるLinein)
 ↑
 ↑←USBDACアンプ(RCA端子によるLineout )
   ↑
   ↑←スマートフォン(USBスピーカー対応)
   ↑ ↑
   ↑←↑←充電器(シガーソケット)

<USB DACアンプを使うメリット>

  • 高音質
  • スマートフォンとの接続はUSBケーブルのみ
  • スマートフォンも充電できる??


<USB DACアンプを使うデメリット>

  • 通話はカーオーディオから出ません(スマートフォンのスピーカーから出ます)
  • 機種によって(XPERIA等)接続時スマートフォン側でUSB検出ボタンを押す必要があります
  • やや大がかりでケーブル接続が煩雑になります


Bluetooth接続と比較して特に良かった点は

  • アンプを使用するためボリュームも大きい

 →スマートフォンから「耳悪くなりますよ」メッセージで怒られずに済む

<買ったもの>

  • USBDACアンプ
  • MicroUSB延長ケーブル
  • USBOTGケーブル(Y字)←今回の肝


<持っているもの>

  • XPERIA Z5 Premium(USBDAC対応)



◆USBDACアンプ
SMSL M3 HIFI ヘッドフォンアンプ デジタルアンプ USB DAC 据置型
各ユニットの図

<選んだポイント>
 ・USBバスパワー動作のため、リチウムイオンバッテリー搭載ポータブルアンプよりも安全です
 ・一度起動すると次にエンジンスタートした時から電源ボタンを押さなくて良いです
 ・SNRは100dBあり、カーオーディオとしては十分と判断しました

<スペック>
・オーディオ D/Aコンバータ CS4398
・USBコントローラ TAS1020B

<その他詳細>
http://www.fastcorp.co.jp/product/smsl/M3.html

◆MicroUSB延長ケーブル
カモン 【(COMON)製】USB2.0(MicroB)延長ケーブル(オス←→メス)/黒/1m【MBE-10】

USBDACアンプ付属のケーブルが短そうなので買いました。

<とりあえず繋いで音が出るか確認>


こんな感じです。白いケーブルは2本ともUSBDAC付属のものです。
RCAケーブルはもっと華奢なのを使うほうがよさそうです。

結果は良好です。
この接続方法ではUSBDAC使用中はスマホの充電できないため、1時間ぐらいでスマホの電力が10%ぐらい減ってしまいます。

<スマホを接続して再生するまでの手順>
端末によって少し違うようですが、

[XPERIA Z5 でOSバージョン7.0の場合]
設定(歯車のマーク)→機器接続→USB接続設定→USB機器を検出
上記操作により検出中...ダイアログが表示されます。

音楽再生中にUSBケーブルを抜くと音楽が止まります。
USB接続するためには「USB機器を検出」を毎回実行する必要があります。

SMART CONNECTにはUSBスピーカーが条件に用意されていますが、これはUSB機器を検出した後に発動します。

[SMART CONNECTを使ってUSBDACから音楽を再生する場合]
SMART CONNECT設定を以下のようにしておくと、USB機器検出を行うことで音楽が再生されます。
  • SMART CONNECT設定
    • 条件
      • アクセサリー:USBスピーカー
    • 開始アクション
      • アプリを開始する(ミュージック)
      • 曲を再生(再生)


USBDACを使いながらスマホも充電したい

◆USBOTGケーブル(Y字)←今回の肝
【ノーブランド品】OTGケーブル micro USB-USB A メス Galaxy/NOTE/スマホ用 OTGケーブル USB機器給電端子付
これが今回の肝です。
これがあるおかげで、音楽と充電ケーブルがUSBの一差しで済むはず。

<結果>
XPERIA Z5 Premium ではUSBOTGケーブル(Y字)の場合USB機器を認識しません

・XPERIA Z5では上記USBOTGケーブルを使用して、USBDACを接続することはできませんでした
・上記USBOTGケーブルを使用せず、USBDAC付属のケーブルを使用することで高音質の音楽再生は可能です

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